麻布十番にあるマンションへ畳納品!!

3月初旬、HPを観てメールをしました。と、

問い合わせの電話が鳴りました。

とても良い感じの女性から問い合わせで

畳を22畳欲しいのですが、求められている人は

外国の方で輸出が可能でしょうか。

そんな話から、色々話をし家具と一緒に

輸送をすれば良いのではないかと決まり、

とりあえず麻布十番に今の住まいがあるということで

その、マンションに22畳納品に行くことになりましたが、

どうやら、相手の外国の方は日本語がほとんど理解できないみたいなのです。

仲を介していただいた、女性の方はどうしても納品日には

都合が付かないとおっしゃり、弟と私で納品に行くことになりました。

日時も決まり、納品日を待つことに。

納品日にマンション前に着き

待ち合わせた時間になると、外国の人が一人、こちらに向かって

ゆっくりと近づいてきました、名前を聞く前に畳OK。

早速搬入に掛り、台車に6畳乗せたのですが、車から離れると

駐車違反のことが気になるので、弟に搬入をしてもらうことに。

二人が建物内のエレベーターに入り部屋へ搬入。

搬入途中で弟に「彼、日本語分かるのか」と聞くと

ほんの少しと、指で示してくれたそうです。

どこの国の方なのかと日本語でゆっくりと弟が尋ねてみました。

「スエーデンから来たのですが、今週末に母国に帰るので

今度住む家に畳を敷き込みたいのです。

畳の部屋にするのは、リビング8畳・8畳・6畳です。」

こんな言葉が返ってきたそうです。

8畳間・6畳間の大きさを分かっているのかな?

理解して話しているとすると、素晴らしいことです。

驚きと共に、感心をしてしまいました。

22畳を部屋へ運び終わったところで、手振り身振りで

何とか、ツーショットの写真をお願いしたのが、この写真です。

 

お客様とツーショット

 

畳の良さを本当に理解して、母国に持って帰りたいと言ってくれて

本当にありがとう御座いました。

心からお礼を申し上げます。

畳屋としても、日本人としても、とても嬉しいことでした。

また、来日したときは会えると嬉しいですね。

そんな思いで、その日はとても良い一日でした。

 

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